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ラダックについて
 ラダックの土を踏むのは、今回が2度目だ。
自分でもよくこんな辺境の地にまたやって来たものだと思う。
何しろザンスカール・カラコルム・ヒマラヤの大山脈に囲まれ、一番大きな街レーの標高が約3500メートル。
歩くだけで息切れはするし、紫外線と乾燥は激しい。
陸路でここに来れるのは夏の間だけで、あとは雪によって道が閉ざされるので飛行機を使うしかない。
雨が年間を通してほとんど降らないので冬でも雪はほとんど降らないから、ラダックまで来てしまえば周辺の移動は大丈夫。
と、まあ、かなりとんでもないところように思えるが、観光客はしっかりたくさんいます。

シュリナガルからバスでカルギルまで。
カシミールはこの辺までで、ここから先はチベット仏教徒のおおいラダックになる。
ゴンパと呼ばれるチベット仏教の寺院を巡るのはラダック観光のハイライトの一つ。
僕もいくつか見てまわったが、ここで紹介したいのはラマユルとアルチだ。
ラマユルは幹線道路のまわりにいくつかの民家があるだけの小さな村。
ここら辺の景色は、月の世界と称されているらしく、ここに来た誰もがきっと息を呑むことになる。
標高は約4000メートル、緑は村の周りにしかなく、どこまでも続く砂と岩山、そして深い深い青い空。
アルチはゴンパ内の仏教芸術が素晴らしかった。
日本でも写真集があると思うので、興味ある人はチェックするか現地に来てください。

シュリナガルに引き続き、レーでもストライキが行われていた。
まるで、僕らが運んできたみたいだな。
レストランや商店がほぼすべて閉まり、滞在中はインスタントラーメン生活。
2回目ということもあってレーの街にあまり興味がわかず、ストということもあって、さっさとバスでマナリまで下りる。
4年前に来たときに毎日のように通っていたレストランが繁盛していたのを見れたのは嬉しかった。
子どもの頃に数ヶ月歩いてチベットからインドに亡命してきた、おじじとおばばの店だ。
ストのため、今回は一回しか行けなかった。
4年前に、僕がレーを離れるときにくれたチベタンブレットはとっても美味しかったよ。

ダルハウジーからここまで日本人のゆいさんとドイツ人のヤンさんといっしょにやって来た。
いつも一人で行動する僕にはめずらしく、2週間以上も行動をともにした。
酒の強いヤンさんに、何度もつぶされた生活もここで終わり。
マナリから久しぶりに一人になり、ダラムサラへ戻る。

| India | 19:38 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
シュリナガルについて
 ジャンムーカシミール州の夏の州都シュリナガルへは、冬の州都ジャンムーから夜行バスで。
ヒマラヤ・カラコルム・ザンスカールと、大山脈が数あるカシミールは世界有数の避暑地である。
印パ国境紛争の最前線でもあり、長らく不安定な情勢が続いてきたが、今ではたくさんのツーリストがここを訪れている。

街の中心にダル湖という大きな湖があり、そこに浮かぶハウスボートに宿泊するというのがここでの観光のハイライトである。
ボートまではシカラという小船で移動。
運よく3人でここに来たので、ボート一隻をみんなでシェア。
リビング・ベットルーム・シャワーにトイレ、必要な設備はきちんとあるちゃんとしたゲストハウスだ。
シャワーは湖の水というのは気になったが、これ以上の贅沢を言うつもりはなかった。
買い物は品物をたくさん積んだシカラが来るので、街に戻る必要はない。
彼らは何でも持っている。
食料品はもちろんのこと、日用品から酒に煙草、ハシシにアヘンなども。
カシミール産のハシシは上質なもので有名である。
ボートのオーナーは、以前ここに泊まっていたツーリストは3ヶ月間ずっと夢心地の毎日をおくっていたと教えてくれた。
君もどうだいとすすめられたが、僕にはそんな生活は無理だし興味もない。
確かにここはHeaven In The Earthのようだ。

そんなわけで、一日中ずっとボートの上でのんびり。
周りは美しい山々、静かな湖上、ピュアな空気、まるで天国にいるような環境。

ここに来て3日目の夜、3人のあいだで話し合いがもたれた。
「暇じゃない?」
そうなのである、ここでの生活は暇すぎる。
ボートの上にいるので気軽に出かけられない、出かけるためにシカラを呼んでもさりげなくオーナーもいっしょに乗り込み土産物屋やツアーに連れて行こうとする。
おまけに街はストライキ中ですべての店が閉まっていた。
まるで軟禁されているみたい。
元来3人とも行動的で気ままに動くのが好きな性格なんだろう。
そんな僕らにはいくら素晴らしいロケーションとはいえ、ずっとボートの上という生活は長くはできなかった。
ここに来るまでにさんざんあそこはHeaven In The Earthだと聞かされてきて、そんないいところなら沈没しちゃおうかなとも思っていたが、4日目にして脱出することとなった。
オーナーは僕らをここにとどめるためか、今はストライキ中だから次の街へむかうバスはないと言う。
しかし、例えそうであっても、もうここにはいられない。
どんなに美しい場所であろうとも、暇にはたえられない。
そんな天国よりも、刺激ある世界が現在の僕のいるところだ。
解脱もしてないし生きている僕らには、天国は早すぎたみたいである。
| India | 22:18 | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
チャンバとダルハウジーについて
 僕のように特にきまった目的地も時間に制限のない旅行者は、移動にかんしてはかなりの自由がある。
前に進んでもいいし、戻ってもいいし、急いでもゆっくりでも何でもオーケーだ。
今回、チャンバとダルハウジーに訪れたのもそんな気楽さと、手持ちのガイドブックにのっていない場所に行ってみるかという好奇心からである。
事前の情報は友人から聞いた「いいところらしいよ」という何ともあやふやなもののみ。
まあ、そんなことはどうでもよかった。
カシミールへむけ北上するのを、一気に行かずゆっくり行くだけのことである。

チャンバのバス停について、まずはがっかり。
ただの街である、どこにでもあるような。
最初は途中にある街かと思いきや、ドライバーに「ここがチャンバだ!!」と言われ降りてみたものの、さて困った。
僕はかってに景色がきれいで山奥の小さな静かなところ的なものを想像していたので。
まあ、しかしここは「いいところらいしよ」ということなので、いつもどおり宿を探して荷物をおいてから歩き始める。
バス停の近くにツーリストマップなるものがあり、それによるとここには寺院がいくつかそれと大きな公園がある。
それじゃあもう街中歩くしかないので、一日中ひたすら歩き回った。
谷間にあるので坂ばかり、たまに細い路地に入り自分がいったいどこに出るのだろうというドキドキを楽しむ。
それにしても、山奥にあるにしては大きな街だ。
ただの交通の要所にしては大きすぎる。
いがいと歴史の古いところなのかもしれない。
小さなシヴァ寺院でローカル達と話し、小学校の前を通ったら20人くらいの生徒たちがこっちに来いと手招きしているので行ってみたり、ばったり会ったイギリス人と公園で話したり。
夜は、となりの部屋に泊まっているここに商売しにやって来たというシーク教徒たちが食事をふるまってくれた。
結局、チャンバに来る旅行者は何が目的なのかは最後までわからなかった(イギリス人に聞いておくべきだった)。
しかし、僕はただの寄り道なのでじゅうぶんに楽しんだといえよう。

ダルハウジーが景色のいいところだというのは、途中のバスからの眺めを見ればだれにでもわかる。
周辺は緑の山、山、山。
下界ははるかかなただ。
そして、こういう場所では眺めのいい宿に泊まらなければ何の意味もない。
今回のインド最高の一泊300ルピーを出してしまったのは、そういうわけである。
美しい大自然と澄んだ空気、そして夕日を見ながら飲むチャイ。
それだけで十分だった。
山を歩いたり観光もしたが、一杯のチャイにはかなわない。

同じ宿には、ダラムサラで会ってゆいさん、それとドイツ人のヤンさんがいた。
ヤンさんは大学で東洋史を専攻していて、ロックと文学が好き。
なので、けっこう話が合い、じゃあ3人でカシミール行こうかということになる。
ずっと一人で動き続けてきた僕にとっては、ずいぶん久しぶりの道づれができた。
ここからバスで5時間ほどでジャンムー、そこで夜行バスに乗りかえればいよいよカシミールである。
インド人たちは、あそこはHeaven In The Earthだと言う。

| India | 19:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ダラムサラ(トリウンドへ1泊2日)について
 ダラムサラからさらに山奥へ、歩いて約5時間ほどのところにトリウンドはある。
ガイドブックによると、そこからは絶好のヒマラヤ山脈の眺めと、そこからさらに歩けば万年雪の境界線まで行けるとのこと。
山好きの僕が行かないわけはない。
この街で会ったゆいさんとルナといっしょに行ってきた。

天気は晴れ、いい登山日和である。
さて、メンバーの3人は前日に会ったばかりなのでお互いのことをよく知らない。
しかし、僕とゆいさんで「ルナは絶対にマイペース人間な気がする。明日は寝坊しなければいいけど。」、なんて話していたのだか、もちろんルナはしっかり1時間の遅刻をした。
彼女は自然と動物が好きらしく、歩いている途中で「この木は美人よ。ちょっとこっちにきて見てみなさい。」とか、牛とコミュニケーションを取ろうとしたりする。
面白いやつだ。

登山道の途中に滝があったので、ちょっと寄り道。
小さな滝だったが、水はとても澄んでいてきれいだった。
水着を持ってきていなかったので、パンツ一丁で飛び込む。
後悔するくらいに水は冷たかった。
なんてことをしていたら、羊飼いが羊とともにあらわれた。
人間3人と犬1頭で、羊数100頭をつれている。
そんな光景を眺めていたら、突然に彼らは羊を滝に追いやり落とし始めた。
嫌がるやつはひっ捕まえられたたき落とされ、なかには自ら身を投げるものも。
おそらく、これは羊たちを風呂に入れているんだろう。

もとの道に戻り、目的地を目指す。
山の天気は変わりやすく、じきに雨と雹が降ってきた。
運よく近くにチャイ屋があったので、そこで一休み。
もちろん、暖かいチャイをいただく。
天気が回復してからは、上までの一本道をひたすら歩く。
ちゃんと整備されているので、歩きやすい。
緑が広がる広場のようなところについたら、そこがトリウンドだった。
山の頂上のことではなかったみたいだ。
確かに下よりもはるかに美しく山々を望むことができる。
夏だというのに雪化粧のそれは、それだけ標高が高いのだろう。
そこにはロッジが一軒とテントがいくつかあり、宿泊することができる。
もちろん、夜は満天の星空だ。
パキスタンのフンザや日本の伊豆で見たような、宇宙にはこんなにたくさんの星があったのかと再確認してしまうくらいのたくさんの星。
流れ星は落ちまくり。
3人で寝袋に包まり、川の字になってずっと空を見る。
会話がまったく必要のない時間。

翌日、もう歩きたくないというルナを残して雪渓まで近づいてみることにする。
途中で、道を失いちょっとハードな歩きになってしまったが約2時間くらいで到着。
さすがに夏なので雪渓は少しづつ溶け、下の川に流れていっている。
たった今、氷から水になった水でのどを潤す。
その味は、ここまで歩いてきたことが価値あるものだったと理解するには十分なものだった。
もうとっくに帰ったと思っていたが、トリウンドでぼけっとしていたルナと3人でダラムサラの街に戻る。
途中の村で食べたフルーツケーキも美味く、最後まで素晴らしかった。
| India | 19:19 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
ダラムサラ(旅しているあいだは常に胃袋はいっぱい)について
 インドの食事は朝はカレーに始まり、夜はカレーに終わる。
これはインドを旅行している人間にとってもだいたい当てはまる。
もちろん外国の料理も食べることはでき、旅行者の集まる場所はそんな店だらけだ。
しかし、そういうところは地元の食堂とくらべるとやっぱりちょっと値段は高いし、なんでインドに来ているのにカレーを食べないんだという思いもあって、僕はずっと3食カレーを食べていた。
本場のカレーはやはり美味い、南インドなんて特に。
しかし、そんな生活も長く続くとちょっと違うものが食べたくなってくる。
そんな状態でダラムサラにやって来た僕には、ダラムサラは食の都になった。
前述したとおりここにはチベット人がたくさん住んでいるのでチベット料理(チベットで食べるものよりかなりおしゃれできれいだけど)、インド料理に旅行者が集まるということで世界各国の料理と何でもござれ。
もちろん日本食も食べれた。
かなりまともでしっかりした日本食は、本当に久しぶりに食べた。
んが、しかし、やっぱり日本人なので美味いけどやっぱりなんか違うなという気持ちがあった。
だから、自分の国の料理をここで食べた人も同じようなことを思っているはず。
実際にイスラエル人とイスラエル料理を食べに行ったときに、「これは不味くないけど、イスラエルで同じものを食べたらもっと美味しいよ」と言っていた。
しかし、メキシコにもイスラエルにも行ったことのない僕はここでエンチラーダやシャクシュカを食べたら美味いと感じた。
もうとっくに気づかれていると思うが、僕は食いしん坊である。
違う国の人間となかよくなったら、まず間違いなく料理の話をする。
そんな流れでイスラエル人と食事をすることになったわけだ、そんなに興味があるならここで食べれるからいっしょに行こうかという感じで。
さて、目の前の皿の上にのっかっているものを僕は美味いと感じる、となりの彼はちょっと違うと言う。
これは料理のせいかDNAのせいかはたまた僕の無知とインドの山奥で食べるイスラエル料理が本場のものより美味いわけがないという彼の意地のせいか。
まあ、少なくともインドの山奥で日本料理を食べた僕は彼と同じ感想だったわけだ。
ともかく、ここで重要なのは、目の前の美味い料理よりもっと美味い同じ料理が存在する可能性が非常に高いということである。
そんなわけで、ダラムサラにいるあいだはイスラエルにメキシコに韓国にイタリア料理といろいろ食べた。
本場で食べたらもっと美味いんだろうな、と思いながら。
まだ行ったことのない彼の地への思いはつのるばかり。
そして、何と単純な自分...。

p.s
ちょっと違うななんて書いてしまいましたが、この街にあるJapanese Restaurant「ルンタ」にはけっこうお世話になりました。
忘れかけていた故郷の味を思い出すことができた。
いちばん好きなメニューはKakiage-Egg-Donです。
| India | 23:07 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
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